『一瞬を生きる君を、僕は永遠に忘れない。』冬野夜空著 読了
人から譲り頂いた本。
冬野夜空さんの書籍は初めて読みましたがさらっとした文体でした。
真っ直ぐで癖が無いので読みやすいかなと。
あらすじはほぼタイトル通り、察せる内容でした。
私個人の傾向なんですが、会話文で続くお話は読みづらく途中だるみを感じてしまうので、読むスピードが落ちてましたが、待ち時間に一気に読了。
良い話だと思う。
治りにくい病にかかった人と、その人の周りの人の関わり合い。
つらいけど優しいお話。
順を追って綴られてる丁寧さ。
主人公が相手の子からの告白に形式上応じなかったのが個人的に良いと思ったポイントです。
恋愛関係…って言う枠に捉われず、あくまでも彼女のカメラマンとしての姿勢を崩さないの、好感が持てた。
この二人に表す「恋人同士」と言う定義が安っぽく感じるので、付き合わない…で正解だと思った。
作者さんのこの二人への想いを感じ取りました。
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たまにお友だちから「読み終わったからあげる」って本を頂く事があるんですが、そう言った、恐らく自分が普通に生きてたら自らは買わなかった・触れる事無く人生終わってただろうって思う書籍、たまには刺激になって楽しいですね。
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