『子宮に沈める』

※見たのは大分前だったんですが、心に残っているのでこちらにもコピペで残しておきます。

 

 

子どもの髪型、最初はちゃんと母親が結わいてあげてたのにじょじょに自分のみに時間かける様になる(新しい男と会うため)=子どもに時間かけなくなる(ボサボサのままの時間が増える)…がリアル過ぎてしんどい。
部屋もどんどん汚くなるのも。

幼い長女が赤子の弟の面倒を見ているシーンから、弟に「起きて!」って言ってるシーンまでの展開にびっくり。つらい。

久々に帰宅して来た母親の息子の遺体を淡々と処理してく姿怖すぎ。

最初の頃の部屋の綺麗さ、頑張りすぎって程頑張ってるお弁当、後半には全て跡形も無くなってく。
騒がしかった子ども(弟)の声が死んで無くなり、一気に静かに。
長女の声がどんどん弱くなってゆく。悲しい。

遺体を包む行為って何なんだろう。
隠すための?何のために?
でももしこの母親が私だったとしても恐らく死んだ子どもを見たら包むかもしれない。何でだろう。

ラスト裸のまま呆然としている母親、風に誘われる様にベランダに顔を向けるんだけど、この後の想像してしまって胸が痛い。

エンドロール、何も曲を使ってなくて逆に緊張する。


正直、少し前に見たホラー映画で似た展開の部分があって(子育て頑張っていた母親がクソみたいな旦那&新しい男で精神が壊れてゆく話)、ほんとに日本は一人親世帯への補助をもっとすべきだと思う。
人間どんなに頑張っても分かり合えない事ってあるから。
あと、元配偶者から慰謝料は必ず支払わせる罰則を作った方がいいと思う。
首にチップ埋め込んででも支払い延滞→放棄の無い様に。
 

2025/01/11 YOMOYAMA   hinesute
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